教習指導員になるには…

どうも。「管理人のり」です。

今回は…

「教習指導員になるには…」

です(^-^)

前回の記事教習指導員資格についてで、長々と道路交通法の条文を書きましたが、

その中から少し引用すると…

  • イ 公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより自動車の運転に関する技能及び知識の教習に関する技能及び知識に関して行う審査に合格した者。

  • ロ 自動車安全運転センターが行う自動車の運転に関する研修の課程にあって国家公安委員会が指定するものを修了した者。

  • ハ 公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより自動車の運転に関する技能及び知識の教習に関しイ又はロに掲げるものと同等以上の技能及び知識があると認める者。

なんですが、まず「ハ」から。

  • ハ 公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより自動車の運転に関する技能及び知識の教習に関しイ又はロに掲げるものと同等以上の技能及び知識があると認める者。

一般の方には、かなりハードルが高い項目になると思います。

次に、「ロ」です。

  • ロ 自動車安全運転センターが行う自動車の運転に関する研修の課程にあって国家公安委員会が指定するものを修了した者。

自動車安全運転センターの研修を修了した者って。

この言葉を聞いて一般の方では分からない方のが、多いかと思います。

で、最後に「イ」です。

  • イ 公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより自動車の運転に関する技能及び知識の教習に関する技能及び知識に関して行う審査に合格した者。

ボクも、この項目に当たるのですが、「指導員審査」ってのを合格した者。です。

ボク自身の「指導員」になるまでの流れは、

  • 指定自動車教習所に就職➡
  • 審査の勉強をしながら、送迎バス、雑用等➡
  • 事前教養➡
  • 養成講習➡
  • 指導員審査➡
  • 事後教養➡
  • 選任

ってな感じでしたね。

・指定自動車教習所に就職

これに関しては、まず就職しないと。

個人で指導員資格を取得するのは、かなりキツイと思いますから…(*_*;

ボクは、約10年勤めた前職を退職して、37歳の時に転職しました。

今、所属してる指定自動車教習所は、前職の時に大型自動二輪の教習に通ってた教習所なんです。

当時、教習していただいた指導員の方々は、今は職場の先輩です(^-^)

 

・審査の勉強をしながら送迎バス、雑用等

指定自動車教習所に就職したからといっても、指導員資格を持っていないと教習は出来ません。

道路交通法九十九条の三 2 

第四項の教習指導員資格者証の交付を受けていない者は、教習指導員となることができない。

と、ありますので。

なので、ボクは入社(平成25年8月)してから、平成26年5月の指導員審査に向けて勉強をしながら、主に送迎バス、入学説明会、雑用をしてました。

今思えば、入学説明会で入学手続き、入校してからの説明などは、審査の勉強において、非常に役に立ったと思いますね。

 

・事前教養

送迎バス、入学説明会等の仕事をしながら、事前教養(審査の前に受けておくことが必須の科目)を受けました。

その時間は…

90時限

これがボクにはきつかった(´;ω;`)

なぜなら、それまでは運転する職業ばかりをしていたので、書いて覚えるってことがかなりの苦痛に感じました。

で、ボクは家で、まず「実務必携」を、ノートに全部に書き写し、ひたすら「書く」ってことをしてましたね。

当時思ったことは…「学生の時に、もっと勉強しとけば良かった」と。

 

・養成講習

ボクは、京都府指定自動車教習所協会ってとこで受けました。

56時限

京都府内の各指定自動車教習所の指導員候補の方たちと、ひたすら勉強です。

ボクはめっちゃ頑張ってたんですが、この時に仲良くなった同期の指導員からは、

「のりさんは余裕でしたやん」、

「めっちゃサボってたやん」

とか言われてますが(笑)

この時、同期でlineのグループを作ってたそうなんですが、当時のボクは…ガラケー(笑)

パソコンも持ってない(笑) lineってなんやねん(-_-メ)

くらいのアナログでしたね(笑)

 

・指導員審査

詳しくは、別の記事で(^-^)

 

・事後教養

無事に、審査に受かっても、まだまだ勉強が残ってます。

24時限

教習原簿の扱い方、先輩の教習の見学など、勉強というよりも、これからの業務に向けての研修ですね。

指導員になるためには…

  • 事前教養…90時限

  • 養成講習…56時限

  • 事後教養…24時限

170時限の教養科目を受けます

 

・選任

事後教養が終わり、管理者から選任を受けて、

「教習指導員」として

お仕事をする事が出来ます。


現在は教習指導員として、教習に当たってますが…

毎日、毎時限が勉強です。

 

車社会から、悲惨な事故が無くなるように、

少しでもお役に立てればと思ってます。

 

次回は、

「指導員審査について」

になります。

長い記事、長い条文を、最後までありがとうございました(^^)/

 

スポンサーリンク