どうも。「管理人のり」です。
今回は、
「指導員審査について」
です(^-^)
道路交通法 九十九条の三
- 4 公安委員会は、次の各号のいずれにも該当するものに対し、教習指導員資格者証を交付する。
- 一 次のいずれかに該当するもの。
イ 公安委員会が国家公安委員会規則で定めるところにより自動車の運転に関する技能及び知識の教習に関する技能及び知識に関して行う審査に合格した者。
この条文の「審査」ってのが、「指導員審査」ってものになります。
その審査内容は…
技能検定員審査等に関する規則 第十二条
第十条第一項第一号から第八号までに掲げる教習指導員審査は、次の表の上欄に掲げる審査項目に応じ、それぞれ同表の中欄に掲げる審査細目について、同表の下欄に掲げる審査方法等により行うものとする。
- 審査項目
- 審査細目
- 審査方法等
- 審査細目
- 教習に関する技能
- 教習指導員として必要な運転技能
- 技能試験の方法に準じて行うものとし、その合格基準は八十五パーセント以上の成績であること。
- 技能教習(自動車の運転に関する教習をいう。)に必要な教習の技能
- 実技試験又は面接試験により行うものとし、その合格基準は八十パーセント以上の成績であること。
- 学科教習(自動車の運転に関する教習をいう。)に必要な教習の技能
- 実技試験又は面接試験により行うものとし、その合格基準は八十パーセント以上の成績であること。
- 教習指導員として必要な運転技能
- 教習に関する知識
- 教則の内容となっている事項その他自動車の運転に関する知識
- 論文式、択一式、補完式又は正誤式の筆記試験により行うものとし、その合格基準は、論文式のものにあっては八十五パーセント以上、その他のものにあっては九十五パーセント以上の成績であること。
- 自動車教習所に関する法令について
- 論文式、択一式、補完式又は正誤式の筆記試験により行うものとし、その合格基準は、論文式のものにあっては八十五パーセント以上、その他のものにあっては九十五パーセント以上の成績であること。
- 教習指導員として必要な教育についての知識
- 論文式、択一式、補完式又は正誤式の筆記試験により行うものとし、その合格基準は、論文式のものにあっては八十五パーセント以上、その他のものにあっては九十五パーセント以上の成績であること。
- 教則の内容となっている事項その他自動車の運転に関する知識
と、条文にあります。
抜粋すると、
- 教習指導員として必要な運転技能
- 技能教習(自動車の運転に関する教習をいう。)に必要な教習の技能
- 学科教習(自動車の運転に関する教習をいう。)に必要な教習の技能
- 教則の内容となっている事項その他自動車の運転に関する知識
- 自動車教習所に関する法令について
- 教習指導員として必要な教育についての知識
指導員審査は6科目ということになりますね。
それでは、ここからはボクが審査を受けた時(平成26年5月)の内容になります。
教習指導員として必要な運転技能
自分自身の運転技能です。
場内で仮免コース、縦列駐車。
路上コース。と走りました。
合格基準は85点なんで、まぁ問題なく終わりました。
技能教習(自動車の運転に関する教習をいう。)に必要な教習の技能
試験官が教習生役、ボクが指導員で模擬技能教習をしました。
課題は、方向変換(左バック)でしたね。
これが…緊張しすぎてボロボロ(T_T)
学科教習(自動車の運転に関する教習をいう。)に必要な教習の技能
試験官二人が教習生役、ボクが指導員で模擬学科教習をしました。
課題は、自分で決められたので、「第一段階 教習項目1 運転者の心得」をしました。
パソコンは使用不可で、自作で教材を作りましたね。
って言っても、当時のボクは…パソコンなんて使えなかったし(笑)、
自作の教材っていっても、スケッチブックを使った、小学生並みの図工でしたね(笑)
で、模擬学科教習の後に、面接が…
この面接も、緊張しすぎてボロボロでしたが、指導員になりたい「動機」だけはしっかりと伝えることが出来たと思います。
教則の内容となっている事項その他自動車の運転に関する知識
いわゆる「教則」と言われるものです。
学科で教習するものの筆記試験です。
ボクは論文形式の問題でした。
自動車教習所に関する法令について
いわゆる「関係法令」と言われるものです。
もうそのままですね。法律です。
これも論文形式でした。
教習指導員として必要な教育についての知識
いわゆる「教育知識」と言われるものです。
これも論文形式でした。
教育に関する知識の、論文の書き方、解答例などは、また別の記事にまとめます。
ちなみに、ボクが受験した指導員審査(平成26年度)は、ボクが受験した5月。
その後、8月、11月、平成27年2月と四回実施されました。
ボクは、ボロボロやった細目もありましたが、
無事に一発で審査を通過
することが出来ました。
一緒に養成講習を受けた同期22名のうち、半数の11名は一発通過したみたいです。
四回目まで受けた方もいましたが、全員無事に審査に受かりました。
その同期の中には、もう「技能検定員資格」を取られた方もいるそうです。
ボクも同期に負けないように、
日々精進
しないとね(^^)/
今回も長い記事になりましたが、最後までありがとうございます。
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