指導員審査 論文 教則 7

どうも。「管理人のり」です。

今回は、「教則 7」ということで、

「安全な速度と車間距離」

「追い越しを禁止する場所」

を、お届けしたいと思います。


「安全な速度と車間距離」について述べなさい。(25)

  • 安全な速度と車間距離
    • 1 道路環境に応じた速度(法70)
      • 車を運転するときは、決められた速度の範囲内であっても、道路の交通状況や、天候や視界などをよく考えて、安全な速度で走行しなければならない。
    • 2 安全な車間距離の保持(法26)
      • 車を運転するときは、天候や路面、タイヤの状態、荷物の重さなどを考えに入れ、前の車が急に止まっても、これに追突しないような安全な車間距離をとらなければならない。
    • 3 状況に応じた車間距離
      • 状況によって車間距離の取り方は変わってくる。
        • (1) 大型車に追従する時、車間距離が短いと前方の視界が狭くなり、信号や対向車、歩行者の状況などの十分な情報が得られなくなる。十分な車間距離をとるようにするなど注意が必要である。
        • (2) トンネルの中は、車間距離の判断が難しく、また、前者の尾灯に視点が集中しがちになるため、車間距離が短くなる傾向がある。できるだけ前車だけでなく、トンネル全体を見るようにして、意識して車間距離を多めにとるように注意が必要である。
      • 車間距離をとっていれば防げる事故事案もあるため、車間距離の取り方、車間距離の必要性など、教習で伝えていきたいと思います。

いかがでしょうか?

「安全な速度と車間距離」(25)

かなり短い解答になりますので、教習するときの、抱負や意気込みなどを加えるのも良いかもしれませんね。


「追い越しを禁止する場所」について述べなさい。(25)

  • 追い越しを禁止する場所(法30)
    • 車は、次の場所では、自動車や原動機付自転車を追い越すため、進路を変えたり、その横を通り過ぎたりしてはならない。(追い越し禁止場所であっても、自転車等の軽車両追い越すことができる。)
      • 1 標識により追い越しが禁止されている場所。
      • 2 道路の曲がり角付近。
      • 3 上り坂の頂上付近。
      • 4 勾配の急な下り坂(一般的に、傾斜の度合いが10パーセント以上の下り坂をいう。)。
      • 5 トンネル(車両通行帯がある場合を除く。)。
      • 6 交差点と、その手前から30メートル以内の場所(優先道路を通行している場合は除く。)。
      • 7 踏切と、その手前から30メートル以内の場所。
      • 8 横断歩道や、自転車横断帯と、その手前から30メートル以内の場所(横断歩道や、自転車横断帯と、その手前から30メートル以内の場所は、追い抜きも禁止されている。)。

どうでしょうか?

「追い越しを禁止する場所」(25)

この解答も、短いですね。


今回も、短い解答例が、二つでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^^)/

少しでも参考になれば幸いです。

教習指導員審査 論文

関係法令 1 「返納命令(50)、(25)」

関係法令 2 「学科教習の方法の基準(50)」

関係法令 3 「指定の取消し処分等(50)」

関係法令 4 「教習指導員の資格要件(50)」

関係法令 5 「指定の法的効果(25)、技能教習の時限数(25)、関係法令の列挙(25)」

教育知識 1 「指定教習所職員の使命と心構え(50)」

教育知識 2 「教習所教育の特殊性(50)」

教育知識 3「学科教習の4段階法(25)、技能教習の4段階法(25)」

教育知識 4 「技能教習の統一的な運用(25)、技能教習の講評と引き継ぎ(25)」

教育知識 5 「学科教習の教案の作成と検討(25)、学科教習と技能教習の連携(25)」

教則 1 「交通整理の行われていない交差点の通行方法(50)、(25)」

教則 2 「高速道路での故障時など(50)」

教則 3 「踏切の通過方法など(50)」

教則 4 「駐停車禁止場所(25)、駐車禁止場所(25)」

教則 5 「警察官、交通巡視員の手信号など(50)」

教則 6 「徐行の定義とすべき場所(25)、左側通行の原則と例外(25)」

教則 7 「安全な速度と車間距離(25)、追い越しを禁止する場所(25)」

次回は「教則 8」です(^^)/

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